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グローブの保管方法

2019.06.02

こんにちは。ブランドアンバサダーのりゅうじです。6月に入り、雨の日が多くなり、湿気の多い季節になってきましたね。使用後のグローブ、どのような保管していますか?まさかバッグの中にいれっぱなし。車のトランクの中に入れっぱなし。ってなわけないですよね?
お手入れするわけですから。
ですが、お手入れ後はどうされているでしょうか?
とくに湿気の多いこの季節、臭いやカビを防ぐためにも、グローブの中を湿らせない保管をして頂きたいと思います。と言っても、大したことではないのですが、風通しの良いところで置くだけです。
尚、置き方は注意して下さい。横向きに寝かせて置くと、指の重みでグローブの型が崩れてしまいます。ポケット(捕球部)がなくなることにもなってしまいます。
グローブは立てて置くことを心がけて下さい。

次に移動時です。
昔から、グローブにボールを挟み紐で巻くと言われますよね?なぜボールを挟み紐で巻くのでしょう?
「型を付けるため!」と思っていませんか?かく言う自分も子供の頃は、ボールを挟み紐で巻いたグローブを枕にして寝ていました。
ですが…
まちがいです!「保型」型を保たせる為なんです。

バッグにグローブを入れると、他の荷物に押し潰されれてしまいポケット(捕球部)がなくなってしまいます。良くペッタンコになっているグローブ、見かけませんか?柔らかくて使いやすいと言われる方もいらっしゃいますが、ポケットが無いグローブは、絶対捕球しにくいはずです。

ようは、ポケット部にボールを入れることで、バッグに入れた時にも、グローブが他の荷物に押し潰されず、ポケットの形状を保たせます。また、紐で縛る行為はグローブに挟んだボールが抜け落ちないように縛るだけです。「グローブの型を付ける」のではなく「グローブの保型」なのですね。ですから、紐で縛る時はきつく締め付けずに、ボールがこぼれ落ちない程度に緩く縛って下さい。きつく締め付けつと、ヘリ革に負担をかけたり、型を潰すことになります。
現在では、グローブ保型ベルトなども各メーカーより発売されています。商品によっては、発泡スチロール材の大きめの玉がセットになっていたりもします。便利なので、ぜひ使用して頂きたいと思います。
ペッタンコになったグローブ、ほぼ修復不可能ですからね。

最後に、雨に濡れた時の処理です
水をしみ込ませた布きれなどで拭き取ります。泥汚れが酷いときでも水で丸洗いなんてしないで下さい。泥がキレイに落ちた後、乾いた布で、水分を拭き取ります。その後、日が当たらず風通しの良いところで陰干しします。指部には、新聞紙を丸めて詰め込み、指の中の水分も取り除くことも必要です。新聞紙の代わり軍手を入れてもOKです。

直射日光の当たる場所はNGです。皮革がパリパリになる可能性があります。必ず陰干しをおすすめします。
グローブが完全に乾いたら、前回のの記事のSTEP1-5の順序でお手入れをしましょう。

3回に渡り、グローブのお手入れについてお伝えさせて頂きましたが、全てお読み頂いた皆さん、そしてお手入れを実行して頂いた方は、確実にパフォーマンスが向上することでしょう。グローブは相棒として大事に扱って頂きたいと思います。